こんにちは。

福岡県大野城市にある VITAL PERSONAL GYM 代表の三苫です。

私は救急隊員として多くの傷病者対応を経験した後、解剖学に携わる仕事を通して筋肉・神経・関節の構造を学び、現在はパーソナルトレーナーとして「身体が本来持っている機能を引き出すこと」を大切に指導しています。

ジムに来られるお客様から、

  • 「猫背を改善したい」
  • 「巻き肩が気になる」
  • 「肩こりがひどい」

という相談をいただくことは非常に多くあります。

その際、多くの方が最初に取り組むのが、ストレッチやマッサージなどです。
もちろん、これらは決して間違いではありません。
しかし、「頑張っているのにすぐ元に戻る」という方も少なくありません。

そのような方に私がまず確認するのが、「呼吸」です。

姿勢は普段の意識だけで決まるものではありません。

無意識に行っている呼吸の仕方自律神経の働きも大きく関係しています。

今回は、その理由について詳しく解説します。


目次

  1. 姿勢は筋肉だけの問題ではない
  2. 呼吸が浅くなるとなぜ姿勢が崩れるのか
  3. 肩が上がる呼吸になっていませんか
  4. ストレスと呼吸の関係
  5. 胸郭が動かないと身体全体へ影響する
  6. あなたは息を「◯◯◯◯」できてますか?
  7. VITAL PERSONAL GYMが呼吸を評価する理由
  8. まとめ

姿勢は筋肉だけの問題ではありません

猫背や巻き肩というと、「胸の筋肉が硬い」「背中の筋肉が弱い」というイメージを持つ方が多いでしょう。

もちろん、それも大きな一因です。

しかし実際に姿勢は、骨格や筋肉、関節、靭帯、筋膜、呼吸、神経系
これらが協調して維持されています。

そのため、ストレッチやマッサージなどで改善しないケースがあります。


呼吸が浅くなるとなぜ姿勢が崩れるのか

私たちは1日に約2万回呼吸をしています。

実は、姿勢に最も影響を与える運動の一つが呼吸なのです。

正常な呼吸では、主に横隔膜が働きます。
息を吸うと横隔膜は収縮して下がり、胸郭が360度広がります。
この動きによって効率良く空気を取り込めます。

しかし、何らかの理由で横隔膜が十分に働かないと、

身体は別の筋肉を使って呼吸を続けようとします。

これを補助呼吸筋(大胸筋や胸鎖乳突筋など)による呼吸といいます。


肩が上がる呼吸になっていませんか?

補助呼吸筋には

  • 胸鎖乳突筋
  • 斜角筋
  • 僧帽筋上部

などがあります。

本来は運動時や深呼吸など、一時的に使われる筋肉です。

しかし、日常生活でもこれらばかり使っていると、呼吸のたびに肩が持ち上がるようになります。

肩や首の筋肉は、本来の役割以上に働き続けるため、疲労が蓄積しやすくなります。

結果として、肩こりや首こり、頭痛などにつながる可能性もあります。


見落とされがちな「ストレス」と呼吸の関係

呼吸を乱す原因の一つが、ストレスです。

ストレスを受けると、脳の視床下部が反応し、交感神経系や内分泌系が活性化します。

これは危険から身を守るために必要な反応です。

しかし、

  • 仕事
  • 人間関係
  • 睡眠不足
  • 育児

などによって、この状態が長期間続くと、身体は常に緊張した状態になります。

その結果、呼吸は『速く、浅く』なりやすくなります。

つまり、ストレスが姿勢へ影響する入り口の一つが呼吸なのです。


胸郭が動かなくなると何が起こる?

呼吸が浅くなると、胸郭の動きも小さくなります。
胸郭とは、肋骨や胸椎によって作られる「かご状」の構造です。

本来は呼吸に合わせて、上下、左右、前後と立体的に動いています。

しかし、この動きが小さくなると、胸椎の伸展や回旋も制限されやすくなります。

すると、

腕を上げる動作

身体をひねる動作

スクワットなどで、肩だけ、首だけ、腰だけに負担が集中してしまいます。

つまり、姿勢だけの問題ではなく、身体全体の動きにも影響しているのです。


あなたは「息を吐き切れていますか?」

呼吸で最も大切なのは、実は吸うことより吐くことです。
十分に息を吐けないと、肺に空気が残り、次に吸う空気も少なくなります。

まずは、鼻からゆっくり吸い、口から6〜8秒かけて細く長く吐くことを意識してみましょう。

吐き切ることで横隔膜がしっかり働きやすくなり、胸郭も動きやすくなります。

肩を上下させるのではなく、下位肋骨が横へ広がるような呼吸を意識できると理想的です。


VITAL PERSONAL GYMでは呼吸から評価します

VITAL PERSONAL GYMでまず確認するのは、

  • 呼吸
  • 胸郭の動き
  • 背骨の可動性
  • 股関節
  • 骨盤
  • 重心のコントロール

などです。

身体はすべてつながっています。一部だけを見ても、本当の原因は見つからないことがあります。

だからこそ、私は動作全体を評価した上で、その方に合った運動をご提案しています。


まとめ

猫背や巻き肩は、筋肉が硬いだけではありません。

  • 呼吸
  • 胸郭
  • 自律神経
  • ストレス

これらも深く関係しています。

もし、ストレッチやマッサージを続けても改善しないのであれば、一度「呼吸」に目を向けてみてください。

あなたは最近、ゆっくり息を吐けていますか?


VITAL PERSONAL GYMでは体験トレーニング受付中

姿勢の改善には、「鍛える」前に「評価する」ことが大切です。

VITAL PERSONAL GYMでは、呼吸や姿勢、関節の動きまで丁寧に確認し、一人ひとりに合わせたトレーニングをご提案しています。

猫背や巻き肩、肩こり・腰痛でお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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