
こんにちは。
福岡県の春日市・大野城市エリアで「運動が続かない方専門」のパーソナルジムを運営している
VITAL PERSONAL GYM 代表の三苫です。
当ジムは、桜並木駅から徒歩7分、春日原駅から徒歩12分。
駐車場も完備しているため、お仕事帰りやお車でも通いやすい環境です。
今回は腰痛についての記事です。
「腰痛改善のために毎日ストレッチをしています。」
パーソナルトレーニングの体験に来られる方から、よく聞く言葉です。
実際にSNSやYouTubeでも、「腰痛にはこのストレッチ!」「1日30秒で腰痛改善!」といった情報を目にする機会は多いと思います。
もちろん、ストレッチ自体が悪いわけではありません。
しかし、もしあなたが
・毎日ストレッチをしている
・身体は比較的柔らかい方だと思う
・それでも腰痛を繰り返している
のであれば、一度違う視点から身体を見直してみる必要があるかもしれません。
私はこれまで多くのお客様の身体を見させていただきましたが、身体が柔らかいにもかかわらず腰痛に悩まれている方は少なくありません。
今回は、なぜ身体が柔らかいのに腰痛になるのか、そして腰痛改善のために本当に大切なことについてお話ししたいと思います。
【目次】
・身体が柔らかいのに腰痛だった女性のお客様
・腰痛の原因は一つではない
・ストレッチだけでは改善しない理由
・私が考える「身体が硬い」とは
・身体が柔らかい人でも腰痛になることがある
・身体は車、脳は運転手
・当ジムで最初に行うこと
・私も腰痛を経験しました
・まとめ

身体が柔らかいのに腰痛だった女性のお客様
以前担当させていただいた30〜40代の女性のお客様のお話です。
その方は前屈をすると手のひらが床につくほど柔軟性がありました。
過去にはヨガの経験もあり、ご自身でも「私は身体が硬い方ではないと思います」とお話されていました。
しかし、
・お子様を抱っこした時
・床の物を拾う時
・長時間家事をした後
などに腰痛が出ることがありました。
一般的な考え方であれば、「身体が硬いから腰痛になる」となります。
しかし、その方は十分に柔らかい。
では、なぜ腰痛が起こるのでしょうか。
そこで私はまずストレッチを指導するのではなく、身体の状態を確認することから始めました。

腰痛の原因は一つではない
腰痛というと、「筋肉が硬いから」「姿勢が悪いから」と一言で片付けられることがあります。
しかし実際にはそんなに単純ではありません。
私が現場で感じるのは、腰痛には様々な要因が関係しているということです。
例えば、
・日常の姿勢
・呼吸の状態
・身体の使い方
・ストレス
・睡眠不足
・筋力
・柔軟性
などです。
特に現代人は仕事や育児などによるストレスが多く、交感神経が優位になりやすい傾向があります。
すると呼吸が浅くなり、肩を持ち上げるような呼吸になりやすくなります。
呼吸は1日2万回以上行われると言われています。
もしその呼吸が常に浅い状態で行われていたら、身体には少しずつ影響が積み重なります。
呼吸が変わると胸郭や骨盤の位置が変わり、姿勢や身体の使い方にも影響を与える可能性があります。
私は身体を評価する際、こうした全体のつながりを見るようにしています。

ストレッチだけでは改善しない理由
ここで誤解してほしくないのは、ストレッチを否定したいわけではないということです。
実際に柔軟性不足が腰痛の一因となっている方もいます。
しかし、「腰痛=ストレッチ」と考えてしまうと、本当の原因を見落としてしまうことがあります。
例えば、
・柔らかすぎて安定性が不足している
・腹圧がうまく使えていない
・股関節ではなく腰ばかり使っている
・身体をコントロールできていない
こうしたケースでは、ストレッチだけでは十分な改善が期待できません。
むしろ必要以上に伸ばし続けることで、さらに不安定になってしまう場合もあります。

私が考える「身体が硬い」とは
一般的には、「前屈で床に手がつかない」と身体が硬いと判断されることがあります。
しかし私は少し違った視点で考えています。
身体には本来、
・よく動いてほしい関節
・安定してほしい関節
があります。
例えば、
・足首
・股関節
・胸椎
などは比較的動いてほしい場所です。
反対に、
・腰
・膝
などは過剰に動きすぎない方が良い場所です。
ところが日常の姿勢や呼吸の影響によって、本来動いてほしい場所が硬くなり、代わりに腰や膝が頑張って動いてしまうことがあります。
私はこのような状態を「身体が硬い状態」と考えています。
柔軟性とは単純に身体が曲がることではなく、必要な場所が必要なだけ動けることだと思っています。

身体が柔らかい人でも腰痛になることがある
特に過去にヨガやダンスなど柔軟性が必要な競技を経験している女性では、
・反り腰傾向
・膝の過伸展
・関節が柔らかい
という特徴を持つ方を見かけることがあります。
もちろん全員ではありません。しかしこうした方は股関節を十分に使わなくても、腰を使って動作ができてしまうことがあります。
例えば床の物を拾う時。本来であれば股関節を使って身体を折りたたみたい場面でも、腰だけで簡単に曲がれてしまいます。
すると日常生活の中で何度も腰に負担がかかる可能性があります。
身体が柔らかいこと自体は素晴らしい能力です。
ただし、その柔軟性をコントロールできることも同じくらい大切です。

身体は車、脳は運転手
お客様によくお伝えする例えがあります。
身体が車だとすると、脳は運転手です。
どれだけ高性能な車でも、運転手がうまく扱えなければ事故を起こしてしまいます。
逆に、適切にコントロールできれば車は安全に走ることができます。
身体も同じです。
柔軟性が高いことは高性能な車を持っているようなものです。
しかし、その身体をコントロールできなければ腰に負担がかかることがあります。
腰痛改善に必要なのは、柔軟性だけではなく身体の剛性、支える安定性や身体のコントロール能力なのです。
↓この写真はビフォーは腰に負担がいく身体の使い方。一方、アフターはお尻を後方にスライドさせて、腰を過剰に丸めることなく身体を折りたためている。

当ジムで最初に行うこと
当ジムでは、いきなり筋トレやストレッチを行うことはありません。
まずは、
・カウンセリング
・姿勢確認
・呼吸確認
・動作確認
を行います。
前屈や後屈、しゃがむ動作などを確認しながら、
「どこが硬いのか」
ではなく、「どこが動きすぎているのか」「どこがうまく使えていないのか」という視点で身体を見ていきます。
その上で必要に応じて、
呼吸の練習
骨盤のコントロール
股関節の使い方
筋力トレーニング
柔軟性改善
などを行います。
例えば腰痛を抱える方には、ハムストリングスを活用しながら骨盤のコントロールを学ぶエクササイズを行うこともあります。
もちろん腰痛の原因は人それぞれ違うため、全員に同じことを行うわけではありません。
だからこそ評価が重要だと考えています。

私自身も腰痛を経験しました
実は私自身、学生時代に腰椎分離症を経験しています。
その後も定期的に腰痛を繰り返していた時期がありました。
だからこそ腰痛に悩む方の気持ちはよく分かります。
当時は体幹トレーニングも行いましたし、姿勢も意識しました。
その中で感じたのは、「一つの方法だけで全てが解決するわけではない」ということです。
身体は非常に複雑です。
だからこそ身体全体を見ながら考えることが大切だと思っています。

まとめ
腰痛改善のためにストレッチを行うことは決して悪いことではありません。
しかし、
身体が柔らかいのに腰痛がある
ストレッチを続けても改善しない
何度も腰痛を繰り返している
という場合は、別の視点が必要かもしれません。
腰痛改善に必要なのは、柔軟性だけではなく剛性や、身体を支える安定性や身体のコントロールです。
もし現在腰痛で悩まれているのであれば、一度ご自身の身体の使い方や呼吸、姿勢を見直してみてはいかがでしょうか。
当ジムでは体験セッションにて、姿勢や呼吸、動作を評価し、一人ひとりの身体に合わせたご提案を行っています。
「ストレッチを頑張っているのに改善しない」
そんな方は、お気軽にご相談ください。
福岡県大野城市・春日市エリアのパーソナルジム
VITAL PERSONAL GYM
桜並木駅 徒歩7分 / 春日原駅 徒歩12分
駐車場完備
現在、体験トレーニング受付中です。
今の身体の使い方が、数ヶ月後の身体をつくります。
まずはその第一歩として、ご自身の身体を知るところから始めてみませんか。
※本記事は医療的診断や治療を目的としたものではありません。腰痛の原因は様々であり、症状によっては医療機関での診察が必要な場合があります。強い痛みやしびれなどの症状がある場合は、医師へご相談ください。


