
「ダイエットだから食事を抜く。」
一度は聞いたことがあるかもしれません。
実際、体重を落としたいからと朝食を抜いたり、1日2食で過ごしたりする方は少なくありません。
しかし、VITAL PERSONAL GYMでは基本的に1日3食をおすすめしています。
「食べた方が痩せるなんて本当?」
そう思われる方もいるでしょう。
もちろん、食べ過ぎれば体脂肪は増えます。
しかし、身体の仕組みを考えると、極端に食事の間隔を空けることは、健康面だけでなくダイエットにもマイナスになることがあります。
今回は、なぜ私が1日3食をおすすめしているのかを、栄養学、生理学の視点から解説します。
目次
- 炭水化物は悪者ではない
- 食事を抜くと身体では何が起こるのか
- 甘い物で空腹を満たすのはおすすめしない理由
- 筋肉にも影響する
- 朝食が食べられない方へ
- ダイエットで本当に大切なのは「食べないこと」ではない
- VITAL PERSONAL GYMの食事指導

炭水化物は悪者ではありません
ダイエットというと、「まず炭水化物を減らそう」というイメージを持たれる方が多くいます。
しかし、炭水化物は身体にとって非常に重要な栄養素です。
炭水化物は
- 糖質
- 食物繊維
この2つで構成されています。
糖質は脳や神経、筋肉が活動するための主要なエネルギー源です。
一方、食物繊維は消化されずに腸まで届き、
- 腸内細菌のエサになる
- 血糖値の急上昇を抑える
- コレステロール値の改善を助ける
- 排便をサポートする
など、多くの働きを持っています。
つまり、炭水化物は単なる「太る栄養」ではなく、身体を正常に働かせるために必要な栄養素なのです。

食事を抜くと身体では何が起こる?
食事の間隔が長く空くと、血液中のブドウ糖(血糖)が徐々に低下します。
健康な方では、肝臓に蓄えられたグリコーゲンの分解や糖新生などによって血糖値は一定範囲に保たれますが、空腹時間が長くなるとエネルギー不足を感じやすくなります。
このような状態では、
- 集中力の低下
- 倦怠感
- 眠気
- イライラ
- 疲れやすさ
などを感じる方もいます。
もちろん、これらの症状が必ずしも血糖だけで起こるわけではありません。
しかし、食事を抜くことでエネルギー供給が不足し、日中のパフォーマンスが低下する方は少なくありません。

甘い物で空腹を満たすのはおすすめしない理由
「お腹が空いたからチョコレートを食べる。」
「疲れたからジュースを飲む。」
このような経験はありませんか?
糖質を多く含むお菓子や清涼飲料水は吸収が速く、一時的にエネルギー補給にはなります。
しかし、食物繊維が少なく精製された糖質が中心の食品は、血糖値が急激に変動しやすく、再び空腹感を感じやすくなることがあります。
そのため、間食をする場合でも、
- 果物
- オートミール
- もち麦
- 雑穀米
- さつまいも
など、食物繊維を含む食品を選ぶことで、より穏やかなエネルギー補給につながります。

食事を抜くと筋肉にも影響します
身体は食事からアミノ酸を補給しながら、筋肉や臓器などを日々作り替えています。
食事の間隔が長くなると、血中アミノ酸濃度は徐々に低下します。
その状態では、身体は必要に応じて筋肉中のタンパク質を分解し、アミノ酸を利用することがあります。
もちろん、数時間食事を空けただけで大量の筋肉が失われるわけではありません。
しかし、
- 朝食を抜く
- 昼食も軽食だけ
- 夜にまとめて食べる
という生活が続けば、
筋タンパク質の合成効率が低下し、筋肉を維持しにくくなる可能性があります。
ダイエット中ほど筋肉を守ることが重要です。
筋肉量を維持することで、
- 基礎代謝
- 姿勢
- 疲れにくさ
などにも良い影響があります。
そのため、私はタンパク質も1回にまとめて大量に摂るのではなく、毎食に分けて摂ることをおすすめしています。

朝食が食べられない方へ
「朝は食欲がありません。」
この相談も非常に多くいただきます。
原因は人によって様々ですが、
- 夜遅い食事
- 睡眠不足
- 生活リズムの乱れ
- 消化機能の低下
などが関係している場合があります。
朝から無理に大量の食事を食べる必要はありません。
まずは
- バナナ
- リンゴ
- ヨーグルト
- おかゆ
- ゆで卵
- プロテイン
など、消化しやすいものから始めるだけでも十分です。
朝食を食べる習慣がつくことで、1日のリズムも整いやすくなります。

ダイエットで本当に大切なのは「食べないこと」ではありません
ダイエットというと、「何を我慢するか」に意識が向きがちです。
しかし、本当に重要なのは、身体が正常に働く環境を整えることです。
適切なエネルギーを補給し、タンパク質を摂り、食物繊維を十分に摂る。
食事、睡眠、運動習慣を充実させて、
この積み重ねが、結果として
- 食欲の安定
- 筋肉量の維持
- 健康的なダイエット
につながります。
極端な糖質制限や食事制限は、一時的に体重が落ちても長続きしないことが少なくありません。
「続けられる食事」が、最も良い食事です。

VITAL PERSONAL GYMの食事指導
VITAL PERSONAL GYMでは、「これだけ食べてください。」「○○は禁止です。」
という指導は基本的に行っていません。
身体の状態や生活習慣、仕事、運動量は一人ひとり異なります。
だからこそ、ライフスタイルに合わせて無理なく続けられる食事をご提案しています。
ダイエットは短期間だけ頑張るものではありません。
健康な身体を維持するための習慣づくりです。
食事を我慢するのではなく、身体に必要な栄養を適切に摂ること。
それが、リバウンドしにくく、健康的な身体づくりへの近道だと考えています。

まとめ
1日3食を食べる目的は、
- エネルギーを安定して供給する
- 筋肉を維持しやすくする
- 集中力や日中の活動を支える
- 健康的な食習慣を作る
これらを積み重ねることが、結果としてダイエットや健康維持につながります。
VITAL PERSONAL GYMでは、トレーニングだけでなく、一人ひとりに合わせた食事指導も行っています。
「食事を見直したい」「ダイエットを健康的に進めたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。


