はじめに
ダイエットを始めようとしたとき、多くの方が「有酸素運動をすれば痩せる」と考えます。確かにジョギングやウォーキングなどの有酸素運動は脂肪燃焼に効果的です。しかし、実際には 有酸素運動だけに頼ったダイエットはリバウンドしやすく、筋肉量の低下を招く というデメリットがあります。
一方で「筋トレ=無酸素運動」もダイエットには欠かせない存在です。筋肉を維持、増加させ、基礎代謝を高めることで「痩せやすく太りにくい体質」へと導きます。
この記事では、
- 有酸素運動と無酸素運動の違い
- ダイエット目的でどちらを優先すべきか
- 効率的な組み合わせ方法
- 実際のお客様のトレーニング例
を詳しく解説していきます。

有酸素運動とは?効果とメリット
有酸素運動(Aerobic exercise)とは、その名の通り「酸素を使ってエネルギーを生み出す運動」です。
代表的な種目
- ジョギング
- ウォーキング
- サイクリング
- 水泳 など
エネルギー源
- 脂肪
- 糖質
効果
✔ 脂肪燃焼
✔ 心肺機能アップ
✔ 持久力向上
つまり「脂肪を燃やす」点で有酸素運動は非常に優れています。特に運動習慣がない方にとって、ウォーキングや軽いジョギングは取り入れやすい方法です。
しかし、有酸素運動には注意点もあります。

無酸素運動とは?筋トレの効果
無酸素運動(Anaerobic exercise)は、酸素を使わずにエネルギーを作り出す運動です。主に筋肉中の糖質(グリコーゲン)を燃料とします。
代表的な種目
- 筋力トレーニング(スクワット・ベンチプレスなど)
- 短距離走
- スプリントジャンプ など
効果
✔ 筋力・筋肥大
✔ 基礎代謝アップ
✔ 瞬発力の向上
ダイエットの観点から特に重要なのは「筋肉を増やして基礎代謝を上げる」こと。筋肉量が増えると、運動していないときでも消費カロリーが増えるため、 リバウンドしにくい体 を作ることができます。

有酸素だけのダイエットは危険?
多くの人が「痩せる=走る」と考えます。しかし有酸素運動だけに頼ると、確かに体重は減りますが以下のリスクがあります。
- 筋肉も一緒に分解され、筋肉量の減少
- 基礎代謝が下がる
- リバウンドしやすくなる
- 見た目が引き締まらない
ダイエットのゴールは「体重を減らす」ことではなく、「健康的で引き締まった体を作る」ことです。そのためには筋肉を守る必要があります。
有酸素運動と無酸素運動を組み合わせるメリット
筋トレ(無酸素運動)をダイエットに取り入れることで、次のようなメリットがあります。
- 筋肉を維持しながら脂肪を燃焼
- 基礎代謝を高めて痩せやすい体質に
- 体のラインが整う(美しい姿勢・ヒップアップなど)
- 長期的にリバウンドを防げる
つまり「筋トレ+有酸素」の両立こそが、最も効率的なダイエット方法なのです。
ダイエット目的のおすすめ運動バランス
では実際にダイエットを目的とする場合、どのように有酸素と無酸素を組み合わせればよいのでしょうか。
基本の組み合わせ
- 週2〜3回:筋トレ(無酸素)
胸・背中・脚といった大きな筋肉を中心に鍛えると効果的。 - 週2回:有酸素運動
ウォーキングや軽いジョギングを20~30分程度。(朝15分、夕15分のトータル30分など分けてもOK)
効果的なタイミング
- 朝の軽い有酸素 → 代謝を高めて1日の消費カロリー増
このようにバランスをとることで、「筋肉を守りながら脂肪を燃やす」という理想的なダイエットが実現できます。
実際のお客様トレーニング事例
当ジムに通われているお客様の胸トレーニングの様子です。

胸の筋肉は体の中でも大きな筋群のひとつ。鍛えることで基礎代謝の向上につながり、脂肪燃焼効率を高めます。また、姿勢改善やバストアップ効果も期待できるため、男女問わず人気の部位です。
当ジムではフォームを丁寧に指導し、無理なく安全に筋肉を鍛えることを大切にしています。結果として「痩せるだけでなく、引き締まった美しい体」を手に入れるサポートを行っています。
まとめ:ダイエット成功のカギは「有酸素+無酸素」
- 有酸素運動 → 脂肪燃焼・持久力向上
- 無酸素運動 → 筋肉維持・基礎代謝UP
ダイエットを成功させたいなら「どちらか片方」ではなく「両方の組み合わせ」が重要です。有酸素で脂肪を燃やし、無酸素で筋肉を守ることで、リバウンドしにくい理想の体質を作ることができます。
「体重を落とす」ことにとらわれすぎず、「健康的で引き締まった体を作る」という視点で運動を取り入れることが、ダイエット成功の最大のポイントです。
大野城市のパーソナルジム VITAL PERSONAL GYM では、あなたの健康と理想の身体づくりをサポートしています。
